PSVRのプロセッサーユニットに期待する妄想記事
突然だが、あなたは童貞だろうか。
私は残念ながら、素人童貞である。
驚くことなかれ、というか引いてブラウザバックすることなかれ、VRの話である。
Twitterの流れで、PSVRを持っていない人は「VR童貞」、持っている人は「VR非童貞」ということになった。
そして、このブログでも報告したことがあったと記憶するが、PSVRの体験会に3回も参加しておきながら、いまだ購入手続きを済ませていない私はさながら「VR素人童貞」ということである。
われらがご本尊ソニー様、申し訳ありません、今月ピンチなのです…
さて、PSVRが欲しくて堪らない私が疲れ目を更に酷使してOk, Googleを連呼する先には、常にPSVRの記事があるのである。
PS4との接続がとてもわかりやすいだとか、初音ミクのライブ最高だとか、WiiUやらXBOX ONEやらが接続できるぞだとか、異宗教の民をも巻き込んだ話題の渦をああみんな楽しそうだなあ、最高だろうそうだろう、と橋の上から眺める感じで一通り見た後、ついに分解記事に手を出した…!
fmfm、プロセッサーユニットのチップセットについてまで細かく考察されている…
こういう記事は面白いので何度も読みたくなる。
そこでふと一つの妄想が発生した。
PSVRのプロセッサーユニット、PS Vitaになる
PSVRのプロセッサーユニットは米MarvellのARMベースSoC「88DE3214」だそうだ。Android OS搭載STBなどに使われる、Cortex-A9×4コアCPU+Vega1X GC3000 GPUのSoC、らしい。
と、ここで面白い事実。
PSVitaのSoCに含まれるCPUもCortex-A9×4コア
つまり、CPUだけを見れば、PS Vitaとほぼ同じという事態。
というか別にCPUが同じでなくてもそもそもARMベースであることに注目すべきだと思う。
PSVRで遊ぼうとしたとき、目の前のx86-64ベースのPS4に、ARMベースの周辺機器が接続されている状態になるのだ。
現世代ゲーム機頂点のPS4がついにARMアーキテクチャを手に入れた、と素人発想で妄想を膨らませてみる。
数年前こんな話題があった。
SCEが2009年に、PS3でPS2ソフトを動作させる外付け処理装置の特許を出願していた、というもの。
結局、当時はPS3の販売台数が伸び悩んだからなのか、技術的問題が発生したのか、利益が見込めないと判断したのか、発売には至らなかったのだが、外付けの処理装置を増設する仕組みはPSVRそのものであるように思える。
もしかしたら、もしかしたら…
PSVRのプロセッサーユニットを使って、PS4でVitaソフトやPSPエミュレーション、ゲームアーカイブスの起動が可能になるのではないか
まあすでにPS2であればエミュレーションが可能だったり、ARMアーキテクチャのエミュレーションはx86-64アーキテクチャのPS4にとってそこまで難しいことではなさそうだったり、そもそも現行の携帯機のソフトを動かせるようにしてしまうとVitaの存在意義がさらにかき消されてしまいそうだったりと、わざわざPSVRを活用する意味もないような気がするが、
なんだかわくわくした勢いで書いてしまったのが今回のダイジェスト。
Vita販売終了後こっそり他の機能と一緒に実装、あると思います。